染色カラーチャートページ「お湯の量・染剤・助剤の量を算出する」の結果に基づいてそれぞれの量をご用意ください。
あらかじめ、染めるモノ(被染物)を水またはぬるま湯でよくすすぎ、糸くずやホコリなどを取り除きます。
ボールやビーカーなどの容器に、用意した染料を入れよくかき混ぜます。
水の量、温度に決まりはありませんが、ぬるま湯の方が溶けやすいです。
約60℃のお湯に03を加えてかき混ぜます。
お湯の量は被染物の20倍が目安です。
染色作業中はお湯の温度をおおよそ60°にキープしてください。
染めるもの(濡れた状態)を広げて鍋に入れてください。
※タイマーを5分でセットしておく。
被染物を浸したあとすぐに均染剤を加えます。
均染剤は染液1リットルに対して1ccが目安です。
均染剤入れた後だけでなく、染色作業中は色ムラが出ないように、時々かき回したり、生地を広げたり、絞ったりするなど染液が一定時間滞らないようにしましょう。
タイマーが5分経過したら被染物を一旦取り出します。
※液に直接手を入れるときはゴム手袋を装着してください。
促染剤は使用する量の約20%を入れてかき混ぜます。
混ぜ合わせたら被染物を戻し、10分後同じ要領で残りの約80%の促染剤を入れ、また10分間染色します。
※色ムラを防ぐため、この間も被染物をよく混ぜてください。
促染剤と同じように被染物を一旦引き上げて固着剤を入れ、よく混ぜたらまた被染物を戻します。
固着剤は、1回目2%、2回目13%、3回目85%(いずれも目安)を5分間隔で入れます。
最後30分間、色ムラを防ぐため被染物をよく混ぜてください。
オーバーフローしながら水でよくすすぎます。
水がある程度透き通るくらいまですすいでください。
熱湯を注いで色がほとんど出なくなるまですすぎます。
色落ちを極力抑えたい方や熱湯でのすすぎができない場合は別売のソーピング液をご使用ください。
最後は水ですすいで熱を冷まします。
これで染色作業は終わりです。お疲れ様でした。
脱水して、陰干ししたら完成です。
すすぎがしっかりできていれば色落ちはほとんどありませんが、初回の洗濯は色移りの可能性があるため、他の衣類と一緒に洗濯しないでください。