OWNLY ONE染色キットで有彩色をつくるには、まず濃色染料か淡色染料のどちらにするかを決める必要があります。
それを決めるのに必要となるのが、濃色・淡色染料の配合別色見本「染色カラーチャート」です。
染色カラーチャートの仕組みは、「淡色」を例にすると、一番上の頂点はLemon染料100%、下辺の一番左がRed染料100%、一番右がBlue染料100%となっています。
LemonとRedを繋いだ列は、一番上がLemon100%。その一つ左下がLemon80%・Red20%、その一つ左下がLemon60%・Red40%、その一つ左下がLemon40%・Red60%、その一つ左下がLemon20%・Red80%、そして一番下がLemon0%・Red100%の配分になっています。
カラーチャートは、濃色と淡色それぞれ濃度別に5種類のカラーチャートを用意しています。
同じ濃度のカラーチャートは、どの色を選んでも濃度は同じで、たとえば2%設定の濃度の場合、どの色を選んでも、染料の合計値は2%になるようになっています。
①と②の中間色の場合は
Red :0.84%+0.63%÷2
Blue:0.21%+0.42%÷2
①と③の中間色の場合は
Red :0.84%+1.22%÷2
Blue:0.21%+0.31%÷2
染色作業は、染色する>作業手順のページをご覧ください。
※染めるモノが軽すぎたり、濃度が淡すぎたりすると、染料が0gになるのでご注意ください。染色テストの仕方>
※染色の色見本は綿100%(光沢感の出るシルケット加工なし)の生地を使用しています。染める素材によって色目は若干異なります。