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染色に必要なモノ、あれば便利なモノ

◎:必要なモノ 〇:あれば便利なモノ
染色鍋

大きさは、染めるモノの20倍の染液が必要になりますので、100gの衣類でしたら2リットル、200gで4リットル以上の容量が必要になります。
染色中は衣類をかき混ぜるのでさらにゆとりが必要になります。
鍋底の幅が広すぎると水かさが浅くなり過ぎますのでご注意ください。
鍋の素材はステンレス・ホーローがオススメです。

ガスコンロ・電磁調理器

染色キットの適温は60度になります。
温度をキープするために途中加熱できるコンロがあった方が便利です。

ゴム手袋

60度のお湯で染色しますので熱さへの備え、また促染剤(無水芒硝)やアルカリ性の固着剤(ソーダ灰)から肌を守るためにゴム手袋を使用してください。
なお、染料や助剤が直接手についた場合はすぐに洗い流すようにしてください。

トング・菜箸

色ムラが出ないように、生地と生地を引き離したり、生地を染液の中にくぐらせたりするときに使います。

染料を溶かすカップやスプーン

染料を溶かす容器。
カップ、ビーカー、ボウルなど。

ボウル

助剤を投入する際、染めるているモノを一旦取り出しておく時に必要になります。

鍋の中の助剤を撹拌するモノ

トングや菜箸でも代用可能ですが、多くの助剤を溶かすときは泡立て器やしゃもじのような大きなサイズが便利です。

キッチンスケール

小数点2桁まで測定できるモノがあればベスト。
0.1g単位でもパステルカラーのような薄い色でなければ近い色を再現することは可能です。
また、1g単位のスケールであっても100倍に薄めた溶液を使って正確に染色する方法もあります。

染色テストの仕方

水温計

水温60度を計ることができるスケール。
最終工程で熱湯による洗浄があるので100度まで計れればさらに便利です。
厳密さは必要としていません。

タイマー

染色中は行程ごとに必要な時間が決まっていますので、タイマーがあれば安心して作業を進められます。